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香港の自転車トリビアと駐在員子弟の苦悩 [香港 生活]

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いきなりですが、香港島で自転車ってあまり見ないと思いませんか?
実は香港島では自転車は「営業用」でしか乗ってはいけないのです。
ですので、一般人は自転車に乗る機会は香港島では皆無。たまに、観光か、駐在したてか?の白人兄ちゃんが乗っているのを
警察官が止めているのを見ることは出来ますが.....
一般市民が自転車に乗って通勤、通学という姿は
九龍、新界や離島にいかないと見ることが出来ません。

この自転車禁止!でかわいそうなのが子供。
日本で野球や運動をガンガンしてたような子ほど、
こっちに来てしょげているような子が多いように思います。
香港独特のタワーマンションに住んで
香港の新鮮さが面白いと感じるのは最初の1-2ヶ月だけでしょう。
マンションの敷地にプールやバスケットコートはあっても
野球場はない。(野球はマイナーなのでやってる人も少ない)
サッカーやバスケは広東語も英語もわからないような子が
いきなり入れる雰囲気ではない。

仕方なく家でゲームでもやってると
お母さんにゲームばっかり!勉強は?と叱られる。
東京郊外から赴任したばかりの上司の子供と遊んでいた時に
こんな愚痴をぽつりぽつりと話された時には胸が潰れる思いでした。

時は、時間は日曜日の午後2時。
こんな時間からでもまだ遊べる。
上司の子供をつれてフェリー乗場へ。
上司の住む山の上からも20分程度で到着出来ます。
こう言うときばかりは香港の狭さがありがたい。
そこから「長洲(Cheung Chau)」へ
船に乗るというと東京にはない船での移動に和んでる様子。
高速船の値段は平日HK$22.5/週末HK$32.2 (時刻表
若干ゆれながらも30分程度で到着。

この島は車輌通行止め!(救急車などは除外。でも小さい車)
ここにはレンタサイクルがあります。
1時間にHK$10、1日単位でHK$50と本当にやすい。
思う存分乗ろうと!一緒に乗って私まで童心に帰りました。
細い道を自転車で走り、海岸で自転車を止め海を見て。

そして、この島の名物は海鮮レストラン。
そこらにたくさんあるから適当な店で大丈夫。
魚屋で買った魚を隣のレストランで料理してもらっちゃう。
シャコは生姜と醤油なのかな?簡単に炒めてある。
青菜の炒め物と揚州炒飯(香港の炒飯は味が薄いといわれますけど)と
イカフライ、この島に来るとついつい食べる清蒸魚(鯛の酒蒸し)、
醉蝦という蝦を生きた海老を大きな椀に入れて白酒を注いで蓋をして
蝦が酔った隙に食べる豪快な料理も。
これは本当は火を通さないらしいけど、
時期が時期だけに軽く火を通してもらって。
香港島ではあれだけ元気がなかった彼もガンガン食べていてひと安心。
これだけ食べても2人でHK$300.(約4200円)

本当に満足そうな顔になってくれて嬉しさ満点。
帰りはゆっくりフェリーで帰りました。
高速船の倍の時間がかかるけど、たかだか60分。
値段も若干安いし、なによりも揺れないのもいい感じ。
だんだんと遠ざかる島に二人で手を振ってみたり。
中環のフェリー乗場には上司夫妻も迎えに来てくれました。
今度は親子で行ってみて下さいよなんて
軽口叩きつつも心地よい疲れを感じながら週末が終わりました。

真味海鮮菜館
長洲北社海傍路9C地下
G/F., 9C Pak She Praya Road
この写真は長洲。
香港にはこんなに自然豊かな場所が他にもたくさんあるんですよ。

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