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香港人と英語 [香港 生活]

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香港は旧英国領という事もあり、
英語はどこでも通じるでしょ?とよく質問を受けますが、
一般市民にはさほど英語は通じません。
私自身は英語にはあまり困らないのですが、
現地スタッフとの意思の疎通をする為には広東語は必須だなと思いました。
英語だけだと、どこか壁があるのです。

香港人の話す英語といっても、教育程度によって全く違うのも事実。
ここでは、広東語の癖が強く出た英語について書きたいと思います。

まず、時制が無い。
"Yesterday I go ...." いきなりこのような英語出会う事もしょっちゅう。
過去形がなければ、「仮定法」もありません。
例えば、"If I were you, I would wait until tomorrow."なんて具合に
こちらが仮定法を使って話していると、
返事は"OK,I go to tomorrow."なんて具合になってしまうのです。
ある程度教育を受けた人はいいのかなぁと思うでしょうけど、
逆に彼らからお前は違うけど、大半の日本人は英語話さないよね?
なんてネタで話をふられました。

"S"で終わる単語は「士」を当て、て広東語の発音をそのまま適用しますから、
「士」の発音に合わせて「しー(上昇音)」に。
(広東語一例 的士→デクシー、Taxi)
"TH"は日本語訛り同様に"S"もしくは"Su"に。
つまり、これも最後に来れば「しー」。

その昔、キッシーと聞こえてくるので「?」と思っていましたら、Kissの事だったのです。
これは結構びっくりしました。
(ま、日本人も"Citi Bank"を"Shitty Bank"と発音しますし...おあいこ?)

それと、とある香港人歌手のコンサートにいった時の事です。
バンドメンバーの紹介の時に「ギターリアン」と言うではないですか。
Guitaristがギターリアンになるわけですね。
その他にも動詞を全部ingにしてしまうという特技も持っています。
大陸の人はあまり使いませんが、
語尾に中国語の接尾語である「ラー」を語尾に使う人も多いです。
(ラーはLahとしてマレー語の語尾にもなっていますね。)

英国領であった場所に共通しているプライドなのですが、
私たちは英国英語を話している!という強烈なプライドがあります。
多くの日本人は英語を話す時には「正確な文法で」と頭で考える癖があり
つい英語で返すのが遅れてしまうのですが、
「文法なんてどうよ?」とでも言いたげな彼らの迫力に圧倒されて、
話すに話さないでいると、
やや怪訝な表情でなぜ貴女は英語を話さない?なんて言われる事も。

謙遜は美徳、沈黙は金の日本とこちらでは全く社会構造が違いますから、
日本と同じような行動をとられていると、
大半の香港人社員は反応に困ってしまいます。
私自身相談を受けるのですが、日本人って何考えてるか解んないわ?なんていう話を
聞くのは面白くないですよ。
現地に馴染む=日本を捨てるという事ではなく、
更に現地の文化を吸収するという考えでいけば双方よいと思います。

香港人の男性はともかく、香港人女性の自己主張は日本人の比ではないです。
主張するべき事はしないと、馬鹿にするような態度をとる社員も出てきますし、
実際に業務にも支障が出てきます。
日本人発音でも良いのでしっかりと発言する事が求められます。
大半の日本人はネイティブスピーカーではないので、発音に関してはお互い様です。
思うに、英語の文法(ペーパーテスト)に限って言えば、
日本人はかなりの点数を稼げています。

それでも、香港は日本よりも英語が通じる地域です。
正式な契約書など書類はすべて英語と中国語で発行されています。
これは、本当にありがたい事です。
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コメント 1

某ドカタ


Hしてお金もらえるって最高だな!!!!
ぶっちゃけテキトーにやっても月30万越えとか余裕だし(笑)

もう仕事辞めて、これ一本で食ってくわ!!!!(* ̄ー ̄)v
http://rzzto7l.fukushima.coresy.net/rzzto7l/
by 某ドカタ (2011-04-01 23:04) 

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