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日本語と広東語の意外な関係 [広東語]

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日本語は外来語が多く導入されている言語でもありますが、
日常的によく使っている言葉の中に広東語起源の言葉もあります。
例えば、「はい」という返事がありますが、これは広東語の「係/ハイ」から来た言葉とされています。
伊藤博文がロンドンに行く際に立ち寄った香港でこの言葉を聞き、
まだ「ござ候(そうろう)」などと返答していた日本の海軍に
海軍用語として取り入れたのがきっかけとか。

他にも「麻麻地/マアマアデイ」という言葉があります。
というのも、この言葉は日本語の「まあまあ」と同じような意味!
しかも、中国語には「麻麻地」という言葉はなく、
これに当たる言葉は「一般般/イーファンファン」ですから発音が異なりますしね。

あとはお行儀が悪い言葉ですけど、「阿福(アフォ)」もそうかもしれません。
これはアホって言葉ですよね。
他にはシュウマイ、チャーシュー、飲茶なんかがありますね。

発音は中国語よりも広東語の方が日本語に近いものがあるとは思いますが.....
というのも「〜先生」と書いて英語で言うMrという意味になるのですが、
この時「チャンサン」と発音します。
具体的には劉先生とか金先生という感じです。
でも、香港の口語では「劉生/ラウサン」と大抵の場合「先」を発音しませんから、
これって日本語の名前につける「〜さん」と似てますよね?

学術的に証明されているのは、
恐らく最初の「係/ハイ」だけなのでしょうけど
香港にいると色々と日本との関係を思い出さずにはいられません。





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