香港資本最大手の東亜銀行で取り付け騒ぎ [香港 金融機関]
香港地場最大手の東亜銀行で取り付け騒ぎが起きました。
恒生銀行が1970年代にHSBC系列になってからは
香港地場ならではのサービスで堅調な経営をしておりますが、リーマンブラザーズ絡みで巨額損失をだしたのでは?という
デマが広がり、今日取り付け騒ぎが起きました。
時事通信から引用します。
香港で24日、東亜銀行が
資金難に陥ったといううわさが流れて
同行の株価が急落し、預金の取り付け騒ぎが起きた。
米証券大手リーマン・ブラザーズの
経営破綻など米金融危機に関連して、
同行が大きな損失を被ったのではないかとの
うわさが広がったためとみられる。
東亜銀行は緊急記者会見を開いて、うわさを否定。
香港金融管理局(HKMA)の任志剛総裁も
記者団に「うわさには全く根拠がない」と述べ、
預金者に冷静な対応を呼び掛けた。
同行の株価はこの日、6.8%下落した。
香港中心部の湾仔にある支店に約200人が押し掛けるなど、
各支店で預金者の長蛇の列ができた。
中環にある本社の前も大変でした。
香港では銀行が流行物の景品をくれる時に
転売目的で景品を目当てに並ぶ人が多いので、
最初それ?とか思ったのですが、
顔つきが違うし、どうも客層が違う。
転売目的の人は比較的若い子が多いから。
会社でいろいろ聞いてびっくりしましたけど.....
株価の状況もこのような状況で、
恒生指数が落ち着いていたのが救いです。
これを端に金融恐慌というのはだけは避けたい事態ですから。
この銀行はJCBも発行していますし、
大学生や駐在員ですと、口座開設もしやすい便利な銀行です。
東亞銀行
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